ミツボシクリエイターズ チルゴロウのブログ

ミツボシクリエイターズは、チルゴロウとそのまわりの人たちでPCゲームを作り出そうとしている。

チルゴロウです。

今年もいろいろありましたね。今日は大学サークルがどこが強いのかを、ハッキリとさせてしまいます。

審査基準 

上から順に、重要度が高い。
  • 作品の質
    クオリティです。細かいところまでゲームの面白さが盛り込まれているか
    多少、チルゴロウの好みが入ってしまうかもしれない
  • 作品量
    数が多いほど活発という証拠
  • 展示体制
    展示ブースが工夫されているかです
  • 広報活動など
    外部への発信が活動的かどうか
これらの要素を総合して、「最強クラス」「強豪」「中堅」「普通」で分けようと思います
 
 関係ないモノ
  • 大学の偏差値
    基本的に高い方が強豪サークルのことが多く、何らかの相関はありそうだけど、ここはみてない
  • ゲーム制作以外のもの
    DTMやイラスト、ハードウェアなど、サークルによっては別の分野にも手を付けているので
  • 企画人数
    個人作品でもすごいものとかあるし。

結果発表

最強クラス

  • 九州大 - 物理研究部Qpic
    フックちゃんこと「NewSuperHookGirl」で大成功したサークル。同作はフリーゲームで作品投票をする「フリゲ2016」で最多投票数を獲得した。
    Qpicさんは元々ここまで強くはなかったが、最強の開発陣が入部したことにより急成長。西の横綱に成り上がった。
    「フックちゃん」「ピックちゃん」 
  • 東大 - ノンリニア
    日本一の難関大、東大にあるサークル。今年はやや不調だったらしいが、それでもなお強い。作品の平均的なクオリティは他サークルを大きく突き放す。
    今年の冬コミでは、俗にいう「壁サークル」に配属されて同人ゲーム界全体でみても強い。
    「ヒナタ」「ホロン」

強豪サークル

  • 早稲田 - 経営情報学会MIS.W
    もうすぐで設立50年。歴史の長いサークル。
    今月リリースされた音楽ゲーム「RHYTH-METRIA」の完成度は非常に高い。全体的に音楽班の技量が高い。あと1歩で最強クラスになれるサークルだ。
    「みすちゃん」
  • 東工大 - デジタル制作同好会traP
    設立から2年で一気に成長した東工大のサークル。
    ゲーム展示イベント「Game^3」の主催を、ロ技研から譲り受けた。今後も大きく成長すること間違いなし。
    「ぽのこ」(「テックちゃん」)
  • 千葉大 - 電子計算機研究会CCS
    普段は、ネタを仕込んだミニゲームで勝負するサークル。コミケの常連。
    他のサークルが思いつかないような自由な発想が長所。でも、ゲームの面白さを確実にとらえている。
    その優れた制作力から、将来個人や同人で活躍していく人が多い。
    「なめくじ」
  • 名工大 - コンピュータ倶楽部NITMic
    名古屋のサークル。今年はアクシデントのため詳しくサークルを見ることはできなかったが、強豪に入るくらい強いと思われる。今年の活動がWebに反映されていないのが気になるが……
    「プリル」
  • 電通大 - X680x0同好会
    ミニゲームの大量生産と、学祭への展示に力を入れているサークル。黄色いジャケットといったらロッパさんだ。今年は例年より作品数が少なく、やや不調気味だったか?
    「エック☆ちゅ」
  • 芝浦大 - デジクリ
    地元に愛されるサークル。今年はコミケにも進出。
    制作の実力はなかなか高い。
    「デジライオン」 

中堅サークル

  • 東工大 - ロボット技術研究会
    ロボットサークルとして見れば非常に強いサークル。ゲームプログラミング班もあり、活動内容が広い。traPサークルとの兼部も多い。traPサークルができたため、数年後はどうなってしまうのだろうか? ロボット専門になるのかそれとも……
    「ギミック」(「テックちゃん」)
  • 首都大 - ゲーム制作サークルAR会
    昔は弱小だったけど、サークル内改革が行われ、徐々に力を持つようになったサークル。コミケにはいないが、Game^3の常連。これからの活躍が楽しみ。
    「アルティメット」「リアジュウ」
  • 慶應大 - デジタルコンテンツ制作サークルCoMP
    今年大学公認になった新しいサークル。チルゴロウの活動のように、他サークルとの交流を積極的に行っている。将来的に有望なサークル。
    「こんぷちゃん」
  • 早稲田 - 早稲田コンピュータエンタテインメント
    Siv3Dが生み出された場所。グラフィック班と音班の素材は申し分のないクオリティ。プログラム班は、「遊びやすさ」の面でもう少し頑張ってほしい。
    「WCE ALL STARS」の、過去作品からキャラを集めるスタイルは好き。
    「シューマッハ」(「Siv3Dくん」)
  • 明治大 - エレクトロニクス研究部
    小さいネタゲーで攻めるという点は、千葉大CCSと似ている。1つ1つの完成度が上がれば強豪入りも近い。ちなみに、サークルホームページにはチルゴロウ本人のすがたが……!?
    「ルシファー」
  • 京大 - マイコンクラブKMC
    コミケの常連。京大のサークル。技術的なことはかなりすごそうなのだが、ゲームの方は特段すごいというわけではなさそうだ。大学祭に一度も行っていないので、まだ実態はつかめていない。
    「アルク」
  • 法政大 - 計算技術研究会K3
    部員ごとに作るものが自由すぎるサークル。年に1本くらいはなかなか面白い作品を作ってくれる。
    既存ゲーの再現ではあるが、有名な音ゲーを、プログラムとデバイスの両方を1から作った企画もある。
    「AB」
  • 東大 - 理論科学グループTSG
    ゲーム制作というより、技術特化がやばいサークル。MNEMOの完成度はすばらしい。
    (置いテク参戦キャラなし)
  • 慶應大 - Keio Computer Society
    技術特化がやばいサークルその2。いちおう3Dアクションゲーム等をリリースしている。
    (置いテク参戦キャラなし)

ふつうのサークル

  • 東大 - マイコンクラブUTMC
    まい子ちゃんというマスコットがかわいいサークルだが、今年は5月祭も駒場祭もブース無し。
    昔はコンピュータサークルとしてそこそこすごかったらしいが、今はふつうレベル。
    「まい子」「こん子」
  • 理科大 - 情報技術クラブITC
    例の白いおもちさんで有名なサークル。ネタゲー特化型サークルのように見えるが、おもち以外でネタゲーが作られているのを見かけていない。
    「超生命体」
  • 理科大 - 神楽坂一丁目通信局
    今年は確認していないが、活動形態はITCさんと大体同じ。DTMがそこそこ強く、理科大から多数の同人作曲家を輩出している。
    (置いテク参戦無し)
  • 電通大 - TeRes
    毎年恒例のAI対戦企画が面白い。個人制作でゲームの配布等は基本ないのだが、それにしてはそこそこ強い方。
    「ステージギミックなめくじ」
  • 筑波大 - AmusementCreators
    北関東にあり、Altseedの発祥地。そんな昔からあるわけでもなく、規模もあまり大きくないようだ。
    「アリシア」
  • 秋田大 - プログラミングサークルTNP
    東北地方のサークル。コミケにはよく参加している。個人制作主義なので、ふつうクラス。
    「TNP子」
  • 東京工科大 - CreativeStaff
    チルゴロウの出身サークル。すごくチーム制作主義。それゆえ毎年の作品数は少ない。ここ数年で部員数が大幅減少してしまった。個々の制作作品はそれなりに大きめで、ほとんどの作品が外部公開されている。初代ホシケスもあるよ。
    「ゼーグルケ」
  • 青山学院大 - ゲームファクトリー+
    展示教室の雰囲気が良いサークル。作品内容はとがっていない。
    (とあるキャラ(チルゴロウ枠)のアイテムとして、「トマト」を使用)
  • 中央大 - 情報工学研究部
    学年ごとに活動が分かれているのが特徴。たまに変にすごい作品が作られたりする。
    「ウィーリー」
  • 電機大 - ソフトウェア研究部TDU-SRC
    ゲームプログラミングではそこまで業績を上げていない。この前の戦車操縦シミュレータがそれなりによかったくらい。
    (いまだ未完成のサークルマスコットが置いテク参戦内定)
  • 電機大 - 2部ソフトウェア研究部SOFKEN2
    電機大の夜間学部が中心の、もう一つのソフ研。今年のゲーム作品は、こちらに軍配。
    (置いテク参戦キャラなし)
  • 芝浦大 - 電子計算機研究会DEN3
    どちらかといえばハードウェア寄り。
    (置いテク参戦キャラなし)
  • 千葉工業大 - ソフトメディア研究会
    作品数はちょっとだけ多め。これといって特徴がない普通のサークル。
    「いもむし」
  • 東京工芸大 - プログラミング研究会PRO研
    自分が知る限りでは最も大学の偏差値が低い。一度だけ飛び出たクオリティの作品は見たことあるけど、それ以外ではスキル不足感が離れない。
    (置いテク参戦キャラなし)
  • 横浜国立大 - SCITEX
    ちょっと昔はそれなりに作品作るサークルではあったが、今では廃部寸前に……
    (置いテク参戦キャラなし)

思えば、こんなにもたくさんのサークルと関わってたんだな…… まだまだ、名前を知ってはいるけど関わったことないサークルが結構あるので、この表はこれからも埋めていきます。

これからも、ミツボシクリエイターズをよろしくお願いします。 

チルゴロウです。

自分が今までに何度も口にしている「置いテク」っていうゲームについて、あまり説明していなかったのでこの記事を作りました。
12月はあまり書くことなかったんでね。それの穴埋め的な意味も兼ねて。

置いテクとは

「置いテク」というのは、自分が開発している次回作の対戦型パズルゲームのことです。かなりの大型企画を予定しています。前作のホシケス同様、たくさんのキャラクターが登場する、賑やかなゲームとなります。
前作のホシケスとはゲームルールが変わります。
置いテクは、フィールドにピースをできるだけ多く敷き詰める事を目的としたルールになります。 
 
 設計図3
設計図を作ってみた。こんな感じのものになると思います。もちろん、完成版では正規素材に差し替えられます。

基本ルール

形状の違うピースを、10×10のフィールドにできるだけたくさん置いテク。これが基本ルール。落ちモノパズルではないので、上においても下に落ちてこない。
ある程度たまったら、自分フィールド上のすべてのピースを「まとめて発火」して消す! 消した分だけ相手を攻撃し、敵のHPを0にして生き残ったら勝利。シンプルながら、いつものノリです。

ピースの置き方

ピースの置き方にはルールが2つある。
  • まず、他のピースと1マスでも重なる位置にはおけない。(フィールド端に重なる場合も同様)
    置こうとすると、そのピースははじかれてなくなってしまう。(得点にならない)
  • それに加え、同じ色のピースと辺で隣り合わせ(頂点は除く)に置こうとすると、そのピースと置こうとしたピースの両方が消えてしまう。
    得点はあるが、「まとめて発火」させるよりも格段に得られる得点は低い。(10分の1以下)

攻撃の仕組み

今作では、発火ボタンでブロックを消し、得点を得ることで直接相手のHPを削る。発火タイミングがだいたい重なったら相殺される。(攻撃タイミングにはラグがあり、相手の行動を見て相殺可能)
発火は任意のタイミングで行うことができ、全ブロックを消して攻撃エネルギーに変換する。
攻撃は相手のHPをへらすだけではなく、 盤面におじゃまブロックを出現させるなどの効果がある。
速攻を仕掛けるか、100マス埋めを目指すか 、その駆け引きがカギとなる。

特殊コマンド?

[↑] [↓] + [発火!] 

ブロックを「まとめて発火」 させるボタンを押す前に、特定の矢印入力をすることによって特殊な攻撃を出すことができる。その内容はキャラによって異なる。「アイスブロック」「ピース破壊」など、通常攻撃とは違うタイプのおじゃまを押し付けたり、「○○の条件で攻撃UP」などの効果があったりする。
その入力方法はまさに「格ゲー」。だけど基本的に2ボタンコマンドだからカンタンだよ。 

キャラクター

もちろん、置いテクには多数のキャラクターが参戦。その数は40体以上。今回は、「全国の大学のゲーム制作サークル」を中心に集めてきました。
キャラ性能はホシケスと比べて、かなり個性的になります。HPや攻撃力 などの数値はもちろん、今回はピースの形状までガラリと変わります。アドリブで様々な場面に対応するタイプと、決まった形の置き方があるタイプ、)(デカいorちっちゃい)形状が多いタイプなど。その性能差、まさに格ゲー。

各キャラについては後日改めて紹介していきます。

ストーリー

Screen20161219-022555
左: テックちゃん(東工大工大祭) 右: ホロン(ノンリニア)

今回こそ確実に実装されます。真っ先にプログラム実装に着手したのがこのストーリーパート。
 あまりシリアスな内容にはならないですが、「まんざい」みたいな感覚でとらえてもらえるといいと思います。
サークルキャラ間の意外な関係が……?  

この雰囲気は、格ゲーではない。大丈夫です。いつものパズルです。

……というようなパズルゲームを、現在進行形で作っています。2017年末の完成を目標に進めていきます。
これからも、ミツボシクリエイターズをよろしくお願いします。 

12月11日、理系大学の理学・工学サークルが合同で展示するイベント、「学術研究発表会」に行ってきました。
今年は中央大の後楽園キャンパスで開催されました。開催地は毎年変わります。

今年も自分に深くかかわるサークルさんが展示をしてました。
毎年同じようなサークルがそろいます。

・法政:計算技術研究会K3

小金井祭の記事はこちら

小金井祭の展示を持ってきていた。
「こがねこのxxxxx」がさらにパワーアップ。攻撃スキルが大幅に強化実装されていた。
4種類の武器が追加。しかも、武器は複数を同時に所有できるシステムとなっている。そのかわり、時間がたつと効果が消滅する。
こがねこの作者は1年生なので、来年もいる。来年の小金井祭にも引き続き展示することを提案してみました。これは展示ブースを盛り上げてくれると思うんだ・・・

・中央:情報工学研究部

理工白門祭の記事はこちら

開催地の中央大のサークル。
33

理工白門祭の作品に加え、1コントローラーで2人のキャラを操作する、3Dアクションゲームが追加された。
コントローラ1個だけど、1人で2キャラ操作するのは至難の業。実質2人プレイで、2人で操作している人が多く見受けられた。
グラフィックが作りこまれているのがよいと感じた。時々このサークルはすごいもの作ってくるんだよね。

1_1

なかなか話す機会はないのだが、交渉の結果、DustPlanetの「ウィ―リー」が置いテク参戦決まりました。ほとんど自分が制作を進めてしまうような形式になるとは思います。キャラ設定が少ないのは仕方なし。

・電通:X680x0同好会

調布祭の記事はこちら

ろっぱさんはいつも通り黄色いジャケットを着て展示活動を行っていた。
展示PCの数は調布祭の時より少なく、順番待ちが結構長かった。

3年前から、会場限定で展示を続けている「x68man(ロッパマン)」を久々にプレイ。
ロックマン・・・? いいえ、ロッパマンです。
難易度が高く今までクリアできなかったのだが、今回初めてクリアしました。

・電機:ソフトウェア研究部(SRC)

旭祭の記事はこちら

55


今回は、旭祭になかった戦車シミュレーターを持ち込んでの参戦。
右手と左手に2本のレバーがあり、それを動かして戦車を操縦する。両方のレバーを前に倒すと前進、片方を倒すと旋回。そんな感じだ。
急勾配を無理に登ろうとするとひっくりかえってしまう。それでも無理やり動かせるのは仕様だ。

SRCさんのマスコットキャラができるという話が1年前から続いているのだが、まだできない。置いテク参戦は内定してるのに。

・明治:エレクトロニクス研究部 

今年名古屋と福岡にいったせいで、大学祭(生明祭)にいけなかった。

サークル属性 個人制作 ネタと数で勝負

今年の展示はなんと32本! CCSさんもx68さんもびっくり。
ハードウェア班もいるので、電子工作もできる。

配布・販売 してないです。

行ってみて

ランチャー展示の形式で、プレイした後に5段階で評価するシステムまで搭載されている。ただ、評価ウィンドウがたまに出なかったり・・・
展示作品のほぼすべてが個人作品。ポケモンなどのパロディネタが多い。

また、音ゲーブースが用意。自作コントローラーで、ラブライブっぽい音ゲーができるのだ。でも、スマホの本家と違って、ポップンのようなボタンで操作するから、ボタンの押し間違いが多発した。これには相当な慣れがいる。

注目「マカロン☆リリー」
14
魔法使いのリリーちゃんがトリックオアトリートな奴らとたたかう、クォータービューのマス移動型弾幕STG。個人制作にしてはとても高い完成度。
移動と視点が特殊だけど、極端に操作しにくいわけではない。
なんか敵がスペルカードみたいなものを使ってくる。氷の妖精さんたちのせいだ・・・ 氷の妖精さんかわいい。

置いテクについて
1_5

エレクトロ研さんからは、リリーちゃん・・・ではなく「ルシファー」が参戦。リリーちゃんが選ばれなかったのは、後ろ姿しかなかったのが原因。
ルシファーのゲームももちろん収録されていた。こちらはメイドインワリオ的なノリのミニゲーム集だ。
実在する先輩部員がモデル。キャラの仕様に対し、モデルの本人、素材を使ったゲーム制作者、エレクトロ研部長の3人が全員OKしてくれました。
「ルシファー」の名は、置いテク参戦のために新たに用意した名前。展示作品中では、本名が使われていた。さすがに本名出すわけにいかないしなぁ・・・
ルシファーは、エレクトロ研の間ではスマブラのMiiにも利用されるほど人気だとか。

今日はゲーム制作サークルしか出さないけど、ほかにも天文サークル、化学サークル、ロボットサークル、鉄道サークルなど、学術研究発表会にはいろいろなサークルが出ています。来年以降も開催されるし、一般来場OKなので、行ってみてはいかがでしょうか? (来年の会場はまだ不明ですが) 

今年もやります。大学祭めぐり。

第17回は11月27日、東京大の駒場祭に行ってきました。
そして今日が、チルゴロウふぇすてぃばる2016の最後の記事となります。

29: ノンリニア

ノンリニアさんは首都圏最強クラスのゲーム制作サークル。東大で活動しているが、目標が高く大学サークルという枠を超えて大学関係なしの同人サークルとして活躍している。

サークル属性 大規模制作 / シナリオ重視・大作主義

ノンリニアさんの制作物は規模の大きなものが多い。
一般的なゲーム制作サークルは、スキルや制作人数の都合上小さい作品が多いのだが、ここでは全クリまで何時間もかかるような大きな作品が多い。
制作期間はとても長い。中には4か月で完成させる企画もあるが、その多くは2年~3年とかかなり長期的に制作する。部員の中にはゲーム作品1本だけにサークル生活すべてを注ぐ人もいる。
大作主義なので、ゲーム作品の多くはシナリオの会話パートが用意されているものが多い。キャラボイス付きの企画まで存在する。CVはほとんどノンリニア部員の周辺で集めている。これほどガチなサークルは、ほかにはない。

配布・販売 学祭とコミケで売ってる。

ガチサークルなのでCDはもちろん出す。1年生作品などは作品集として複数作品が収録されたものを出しているが、完成された大型企画はそのタイトル単体でパッケージ化される。企業が出すゲームパッケージのように、1タイトルで販売しているあたり本気度が高い。このような販売形態は他サークルではほとんどマネできない。
同人ゲームの世界でも、ノンリニアさんは結構有名な方じゃないのか? とにかくすごい。

いってみて

今年は・・・スマブラサークルと相部屋だったそうだ。 教室のメインスクリーンにスマブラが映し出されていたから一瞬間違えたかと思った。やっぱり教室争い(ry

展示はいつも通りで、PCに全作品を取り込んだ形で行われる。起動ランチャーはなくアイコンをダブルクリックする形式。
時間制限があり終了時間が来ると強制終了となる。時間管理は部員専用のPCで行われ、自作の時間管理アプリケーションが用いられる。(20分~30分くらい交代?) 東大にはかなりたくさんの来場者が来るからね・・・

最近のノンリニアさんは、昔ほどすごい作品を作れていないらしい。2012~2015年夏の3年間にわたって開発された「ゆりかごのそら」は、ノンリニアの中でも特にすごい実力者が集まって制作された作品。しかしその当時のメンバーは引退してしまった。今は充電期間なのかもしれない。

当日ここのノンリニアさんのブースにいたとき、慶應のこんぷちゃん御一行様(COMPサークル)に遭遇した。自分と同じようにサークル視察を行っていたみたいだ。こんぷちゃんは結成したばかりのサークルだが、他サークルの良いところを取り入れようとする姿勢がすばらしい。将来大物サークルになるに違いない。

注目「ぴょん! 2」
Pyon2_2Pyon2_1
ウサギのような生き物、ぴょん君の横スクロールアクション。

ノンリニア作品はいかにも「The・同人ゲー」って感じの作品が多く、それらの作品を買いに行くような10代後半~20代をターゲットにした作品が多い。しかし、これは作者の好みなのか、低めの年代に好かれそうなデザインをしている。というより、チルゴロウが最も好きなデザイン。メニュー画面の雰囲気とか好き。

前作にはなかったシナリオが実装された。冒頭にはそのことがネタにされたような会話も・・・
難易度は5段階で調節できる。難易度を変えるとプレイヤーの被ダメージ量が変化。最高難易度は一撃死だ。それだけではなく、敵の出現数と強さも変化する。難易度はステージごとに選択可能だ。

ぴょん2の作者、加トしゅんさんにも会うことができた。ぴょん2は4か月という短い期間で制作されたものだという。その前の初代ぴょん! も、同作者の「ぎみっくぷらいむ!」も半年で作られている。
しかも、それらの作品の大部分は作者自ら担当している。
そんな加トしゅんさんもノンリニアにいるのは今年が最後らしい。果たしてノンリニアさんは今後もこのような自分好みの絵柄の作品は作られるのだろうか…?

置いテクについて
HolonHinata_1
ノンリニアさんからは「ぷらいむ! シリーズ」より、「ヒナタ」「ホロン」が参戦。みどり髪でハーフエルフのまほうつかいがホロンちゃん、拳で戦う赤髪の子がヒナタちゃん。(チルゴロウはよくヒナタ「くん」といってしまうのだが、女の子ですよ)

「ぷらいむ! シリーズ」は2011年誕生の「だんじょんぷらいむ!」から始まり、「べくたーぷらいむ!」「ほっぷ☆ぷらいむ!」「ぎみっくぷらいむ!」と制作されています。
ゲームの作成者や登場キャラクターなどは毎作異なりますが、ヒナタとホロンの2人が主人公なのは共通です。

現在、ぷらいむ!シリーズの後継者がいないらしい。はたしてシリーズの次の作品は・・・あるのか?

原作及びホシケス2で存在していたキャラボイスは、置いテクで無くなります・・・ 大学サークルのキャラクターのほとんどはCVが存在しないためです。CVが実装されていないキャラに実装する人材もないし、イメージと違うといわれるかもしれないし・・・ 中途半端に入っている入ってないが混在するのもなぁ・・・ めんどくさいからCVは無しで統一しました。

そしてすべての学祭が終わってしまった。
もちろん、これ以外にも大学のゲーム制作サークルはたくさんある。
少しでも気になったら、来年の大学祭に行ってみてほしい。 

今年もやります。大学祭めぐり。

第17回は11月27日、東京大の駒場祭に行ってきました。
東大は11月下旬に駒場祭、5月中旬に五月祭と、年に2度の大学祭が開催される。やはり日本一の大学だからね・・・

28: 東大マイコンクラブ(UTMC)

1976年設立と40年の歴史があるコンピューター系サークル。PC全般が活動範囲。

サークル属性 個人制作 / ソフトウェアからハードウェアまで幅広く

最近はゲーム制作が多いが、PC全般を扱っているためマイコンなどのハードウェア的なものを扱っている。中にはDTMを触っている部員もいたそうだ。DTMもパソコンあってこそ成立するものだからね。
また、このサークルのプログラミングはもともとC#言語を主体としたサークルである。一昔前まではXNAを使ったゲーム制作が主体だったが、XNAは衰退してしまったので今はUnity使いが多い。一部にSiv3D使いもいる。
長く続くサークルだが現在では部員が10数人ほどしかいないらしい。

配布・販売 学祭とコミケで売ってる。

CDに作品を何個か詰め込んで売っている。イベントごとに毎回CDが作られるが、今回の新作は1本しかなく、それ以外は過去作品というちょっと残念仕様だった。(夏コミと冬コミの間だから仕方ないのか)
(今回の注目作品は、UTMCD2016駒場祭に収録されたものから選択)

いってみて

今年は・・・なんと教室展示無し。 五月祭の時もそうだった。
「コミックアカデミー」という、東大学内の同人誌即売会的なブースでなんとか参加していたので事情を伺ったところ、学祭で使う教室の抽選に落ちてしまったらしい。
日本一の東大なので、サークル数も非常に多い。限りある部屋をどう使うかで毎年悩むんでしょうね・・・

注目「PointShooter」
Maiko
2014年冬コミに作られた作品。今回の駒場祭CDで再録された。
青と赤の三角形が入った丸いのが自機。相手と戦いながら黄色い得点アイテムを取る対戦ゲーム。1分間で得た得点が高い方が勝ち。
相手を倒すと大量得点を得られる。たおしにいくか逃げながら黄色アイテムを取るかはあなた次第。
通常攻撃は範囲が狭い剣(正確にはナイフ)攻撃だけど、いろいろな武器が落ちていて取ると高速連射弾とか5Way弾とかが使えるようになる。弾数は限られていて使い果たすと通常武器に戻る。

AIは4種類用意されている。1人プレイではそのAIと戦うことができる。また、人間2人で対戦することもできる。タイトル画面で放っておくと、デモ対戦まで始まる。

なんといっても完成度が高い。グラフィックはシンプルな図形だけしか使っていないけど、見た目がサイバーチックでとてもきれい。
BGMと効果音の音まわりも完備されていて、ボリュームこそ小さめだがシステムも演出も完璧な作品だ。
これほど完成度の高い作品が、個人作品・・・なのか!? すごすぎる・・・

置いテクについて
Maiko_3_1Konko_1_1
UTMCさんには、とってもかわいい「まい子」(左)というサークルマスコットがいる。時々UTMCの作品中にも登場する。
そのまい子ちゃんはホシケス2の比較的早い段階から参戦していました。もちろん、置いテクでも続投です。
さらに、まい子ちゃんの妹、「こん子」(右)も追加で参戦!

作者のチルゴロウはまい子ちゃんが大好きで、ホシケス2をプレイするときに最も多くキャラ選択しているほど。
まい子ちゃんのBGMには「PointShooter」作者、Negotiatorさんによる専用テーマソングが用意されている。その曲の完成度がまた高いこと。お気に入りの1曲。(こん子ちゃんにも採用されます)
妹の実装はかなり後になりますが、2人を活躍させたい。

おまけ
とある友人にさそわれ「東大エレクトーンクラブ」の演奏会に行きました。
・・・まじでやばかったです。 迫力がものすごかったです。学祭の音楽系の出し物はバンドとかが多いイメージであまり興味がわかなかったのだが、それとは全然違うだった。
エレクトーンという楽器は、ピアノの鍵盤が2段重ねになっているような形状の電子楽器。さらに、足でふむ鍵盤もある。音色を変えるスイッチがあり、それを押すと様々な楽器の音色が出せるようになっている。扱うのが難しそう。
でも、どんな音でも出せちゃうすごい楽器。そんな楽器を使った演奏会は、1度はききに行った方がいい。
・・・あれ? なんでこんな話になってるんだ?

次回:  ヒナタとホロン、+まさかのこんぷちゃん? 11/27(日)
つづく。

↑このページのトップヘ