みっとらびっと ミツゴロウのブログ

なんかいろいろつくるかも

2016/10

今年もやります。大学祭めぐり。

第5回は10月30日、東京電機大学の旭祭に行ってきました。キャンパスが北千住駅の目の前になってから、結構経ちましたね。

08: ソフトウェア研究部(SRC)

電機大でメディアコンテンツを幅広く扱っているサークル。電機大は、昼に授業を行う1部と、夜に授業を行う2部でサークルが分離されている。SRCさんは1部のサークルである。

サークル属性 個人制作 / 総合メディアサークル

このサークルは、CG(2D/3D)と、DTMとプログラムでそれぞれ分かれている。
違う班同士は関わることがほとんどない。

配布・販売 コミケでは販売していることも。

大学祭では、DTM班が無料で配っているだけでした。前回のコミケではプログラム班の販売物がありました。
また、外部イベントではDTM班も「販売」していたので、学祭では(模擬店の食べ物以外を)売ってはいけない決まりとかあるのかなぁ?

いってみて

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プログラム班はこんな感じで、ディスプレイ上に各自の作品をそれぞれ表示するスタイル。
真ん中のUnityちゃんはVRを使った立体視のやつで、踊ってるのを見るというモノ。

上の白い四角形が横に並んでいるのは、東京メトロの運行状態を表示するもの。
東京メトロって、運行情報をプログラム通信で取得できるように公開してるんだな・・・

右下のはProcessing製のカレンダー。何の変哲もないカレンダーだ。
これ以外にもブロック崩しなどのゲームがあったり。そんな感じだった。

2DCG班は、「えもふり」というソフトを使ってキャラクターが動くイラストをつくっていたり。
3DCG班は江ノ電のモデルを作っていたり。
DTM班はいつも通りCD作ってたり。

みんなバラバラなのだ。各班が合同でゲーム作ったりするサークルではないのだ。

置いテクについて
1年前から、SRCのイメージキャラ的なものを作る計画があるらしいのだが、まだできていないみたい。
完成したら置いテクへの参戦も予定されているため、楽しみではある。でも、なかったことになる可能性の方が高そうだ。


次回: 1部があれば2部もある 10/30(日)
つづく。

今年もやります。大学祭めぐり。

第4回は10月29日、横浜国立大学の常盤祭に行ってきました。時期かぶり等があって昨年は行けなくて、3年ぶりの参加。

07: SCITEX

初めて出会ったのは2012年。その当時はパソコンゲームを作る人が多く、翌年の2013年にはデジゲー博というゲーム専門のイベントにも参加していました。 2014年には学祭不参加してしまったが、昨年復活。

サークル属性 個人制作 / 総合パソコンサークル

40年続いている歴史あるコンピューターサークル。ソフトウェアだけではなく、ハードウェアとか電子工作とかにも手を付けている。幅広い活動分野を持っているのが特徴。
作るものは各自でバラバラ。その人の持っているスキルで作るものが変わってくる。

配布・販売 今年はPCゲーム作品はなかった。その代わり部誌のデータが入ったCDを販売

2013年の時は、ゲーム展示もありその作品をCDに入れていたが、今年はなかった。
今年は、部員が各自で記事を文章に書きだした部誌を出していた。なぜか冊子ではなくCDの中にデジタル形式で入っていた。印刷コストの問題?

いってみて

今年は完全に音ゲー会場と化していました。
ゲームセンターにおいてある、3種類の機種(弐寺・ポップン・ボルテ)のコントローラーを自作した人がいて、それとネットワーク上で広まっているPCソフトに接続してプレイできる形となっていた。

あまり来場者数は多くなかったので、自分はつい2時間くらいやり続けてしまいました。
押してみた感触は割とよくできていて、特にボルテ風デバイスの「つまみ」の感度が高いのに高評価。ただしメニュー画面で謎の処理落ちが生じて曲選択しにくかった。

SCITEXさんは部員不足に悩んでいるみたいです。音ゲーコントローラーを作った部員は4年生で、来年以降出せないみたい・・・
なくならないでほしい・・・


次回: 次は―北千住―北千住― 10/30(日)
つづく。

今年もやります。大学祭めぐり。

第3回は10月22日、東京工科大学の紅華祭に行ってきました。じぶんはここに在籍していて、今日紹介するゲーム制作サークルに1年前までいました。

06: XML Pro

Web技術を扱うサークルとして発足した。今ではWeb以外にもJavaやC++も扱うプログラムサークルとなったようだ。

サークル属性 個人制作 / プログラミング(主にWebアプリの)サークル

規模はそんなに大きくない。東京工科大はCSやロボット研、LinuxClubと、ほかにもプログラムを扱うサークルはある。そのためか?

配布・販売 なし

毎年、発表するだけにとどまる。
公式Webには「成果物」の文字があるが、部員にしか見れない仕組みになっているっぽい。

いってみて

作品は2つしかなかった。
1つは、市販されている世界的に有名なボードゲーム「カタン(カタンの開拓者たち)」を、ブラウザ上で動かせるものを作っていた。ネットワークを介して4人で通信対戦することができる。
ブラウザ標準のボタンとかテーブルとかを組み合わせてて「いかにもWebページ」って感じで、インターフェイス面がちょっとごちゃごちゃしてた。また、なぜか「7」の目がほかの目同様、資源をとる目になっていた。(本来なら資源の枚数制限を確認したり、盗賊を動かす特別な目である)

注目 「MonsterMasterYuki」

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もう1つはじゃんけんを取り入れた軍人将棋みたいなボードゲームで、文字情報だけのコンソールアプリケーションで制作されたものだ。
交互にどれか1つのコマを動かす。前、斜め前、横に1マス進める。(後ろには進めない) 相手プレイヤーはAIで動く。
相手のじゃんけんの手は伏せられていて、お互いにぶつからないとわからない。ぶつかるとじゃんけんの要領で
・勝ち→そのままのこる
・負け→相手の場合は消える。自分の場合は初期位置に戻され、プレイヤーのライフが減る
・あいこ→どちらも負け扱いになる
となる。
また、ステージのどこかに地雷が設置されている場合があり、踏むと負ける。
どちらかが相手側の陣地にコマを進めればゲームセットとなる。

文字(と背景の塗りつぶし)だけのコンソールアプリケーションでここまでよくつくったと思う。XMLProはグラフィックを担当する人がいないので、絵が描けなくても作れるものというのがCSサークルとの違い。

プログラマーだけのサークルの作るゲームは、独特な特徴が出てますね。
とくに置いテク参戦につながりそうなものは見当たらなかったですが、ありがとうございました。

本当は工科大にはもう1つゲーム制作サークルがあるのだが・・・ あそこはデキンくらってるから知らん。
次回: 10月29日/30日 予定ではGame^3参加経験があるあのサークルに…?
つづく。

今年もやります。大学祭めぐり。

第3回は10月22日、東京工科大学の紅華祭に行ってきました。じぶんはここに在籍していて、今日紹介するゲーム制作サークルに1年前までいました。

05: Creative Staff

自分が独立した後の、後輩たちの姿を見に行きました。
自分が1年生だった2011年は登録部員数150人超で全盛期でした。しかし時は流れて今は規模を少し縮小して活動している模様です。

サークル属性 大規模チーム制作サークル

このサークルの特徴、それは大規模(10人以上)で開発することが多いことだ。全盛期ではメンバー20人の企画も存在していた。もちろん、中には5人以下の小規模で活動していた企画もある。
今では部員が減り、規模は小さくなりつつあるようだ。今年は1人で制作したゲームもサークルの作品として認可されたようだ。

配布・販売 CDにまとめて無料配布 / Webで公開

その年の展示作品と、過去2年くらいの作品をCDに収録する。コミケなどのイベントでも配布するが必ず「無料配布」となる。ここの大学の人は「学内のサークルで有償販売してはいけない」という学則があるせいで、販売できないらしい。

CDを入手できない人でもここからダウンロードできる。こちらには2004年からの作品がそろっている。ミツゴロウ作の「初代ホシケス」「ちゃれんじすふぃあ」もここで公開中。
http://www.creative-staff.com/projects/creativestaff/wiki/%E4%BD%9C%E5%93%81%E7%B4%B9%E4%BB%8B

いってみて

PCは8台くらい。いつもより少なく感じた。部員が減った影響が大きいか。(2年前はこの2倍あった)
PCの中に展示作品を入れ、デスクトップ上にアイコンを出して直接起動するスタイル。

展示作品は4年分の作品が入っていたが、初代ホシケスとちゃれんじすふぃあが含まれていなかった。自分が2作品の所有権をもってっちゃった影響が大きい。
その中で新作は3作品。2作品はDxLib製で、1つはUnity。CSはDxLibで、なおかつドット絵を使った作品がほとんどだったが、最近ではUnityやUEといった3D作品が増えつつある。

注目 「BalletBoll」

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中央が自機、赤い弾が敵の弾。見えにくいけど黒い丸が敵本体。

Unity製の全方位シューティング。CSでは珍しい1人で作ったゲームである。
右手のマウスで方向を決め、クリック押しっぱなしでショット。左手のキーボード(WASD)で移動する。
Unityは画面演出を派手にしやすいと思っている。敵を倒したときのエフェクトとかを簡単につけることができるのが強い。敵の攻撃は激しいが、自機もムチャできる仕様なのでバランスはそこそこ良い・・・かも?

まだ完成版ではなく、現状はステージの概念はないみたい。今後どうなるかが気になる作品だった。
あと、タイトルの「Boll」はわざとです。スペルミスではありません。

置いテクについて

置いテクのサークルリストにCSサークルが追加され、2014年に話題を呼んだ「海鼠戦士ゼーグルケ」が参戦!
伝説のナマコが立ち上がる!

CSから1文字加えたCCSのなめくじ、それとK3さんのABとの関係が気になるところ。


残念ながら、CSサークルからの参戦はなくなりました。
理由は、サークル内で制作するゲームの有料化できない点が引っ掛かったからです。
置いテクの完成版は、完全なパッケージにする予定なので、無料配布しない予定なのです。(2017/06/09)



後輩たちは現状維持で活動を続けてほしいです。

次回: もう1サークル紹介。「XML」
つづく。

今年もやります。大学祭めぐり。

第2回は10月9日、青山学院大学に行ってきました。場所は神奈川県相模原市の淵野辺。JAXAがあることで有名な場所だ。

04: ゲームファクトリー+

この辺境の地(?)にもゲーム作るサークルはあるのだ。神奈川住みで割と家が近いので行きました。

サークル属性 個人制作 / 市販品であそぶサークル

ゲーム制作はしているが、Wiiとかの市販ゲームもやるし、カードゲームもする。 

配布・販売 ない

展示するだけにとどまる。

いってみて

会場は自作コーナーと、カードゲームコーナーと、ぬり絵コーナーの3つ。
部員という目印は特になかったが、1人だけ兵士武装している人がいてその人は目立っていた。その人は1年前にも会っている。
ここはそこまでプログラムができるサークルというわけではない。ただ、このサークルのいいところは常に雰囲気が明るいこと。持てる限りの力を使って展示を盛り上げようとしているところがいい。このテンションがあるから毎年行こうと思うのです。

使用ツールはDXライブラリとUnityが半々くらい。Unityちゃんがエネルギーに満ちたキューブを投げて拠点を守る、アクション+タワーディフェンスなゲームがそこそこクオリティが高かった。

カードゲームの活動は、遊戯王とかそういうものではなく、みんなにカードを配って遊ぶタイプの一風変わったもの(市販品)がいくつか揃えられていた。プレイ時間の関係上そちらはあまり確認していない。

注目 「おててDEとまと」

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LEAP MOTIONという、手の動きに反応するデバイスを使った作品。
3種類のゲームが用意されている。
・トマトをカベの穴めがけて投げまくるやつ
・トマトで戦闘機を打ち落とすやつ
・トマトでホームランコンテスト
ゲームのチュートリアルはゲーム中に行われるのは高評価。でもスキップすることはできないし、任意のゲームを選べず順番にやっていくスタイルなので、2回目はやりにくかった。やはり、部員も操作性のことを気にしているみたいだった。

まさかこのサークルがLEAP MOTIONを使うとは思わなかった。珍しいデバイスを使用しているため、サークル1番人気だった。

置いテクについて
置いテクのサークルリストに、GF+が追加されました。
しかし、GF+には参戦できそうなキャラクターがいません。そのため、「トマト」をアイテムとして出現することにしました。
トマト投げつけて赤色に染める何かでも実装しようかな・・・?



青山学院のGF+さんはいつも通り楽しくやっててよかったと感じた。

次回: ミツゴロウ、母校へ帰る
つづく。

今年もやります。大学祭めぐり。

第1回は10月8日、東京工業大学に行ってきました。1日1サークルの記事なので、その続き。
東工大は東京都目黒区の大岡山、通称「おおお」の駅前だよ。
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画像はミツボシCreが作成している新作パズル「置いテク」の背景。今作では日本全国が舞台となる予定です。

02: 無線研究部

東工大にはロ技研とtraPがあることは知っていましたが、もうひとつ「無線研究部」でもゲーム制作に関係する展示をやっていたので行ってみた。工大祭1日目にしか出していませんでした。

サークル属性 個人制作 / 無線通信サークル?

無線とかを扱うサークルらしい。でも工大祭の展示ではなぜかゲーム作品の方がメインだった。無線コンテストとかにも出てるみたいなので、それの成果をまとめたポスターとかもあった方がよかったなぁ・・・

配布・販売 ほとんどない

活動内容はWeb上で公開されてはいるものがあるが、本体は落とせない。今年の工大祭展示物については、会場で資料としての冊子を配布していた。(1作品だけ作品公開のURLあり)

いってみて

Python言語のPygameというものをここではよく使っている。ほかのサークルではPythonを使っているところはあまり見かけたことがない。そこがこのサークルの特色かもしれない。
ほかにはUnityやおなじみDXライブラリなどが使用されていた。
ゲーム作品のほかにも電子工作の作品もある。無線研らしく、無線機を作った人もいた。

注目 「東工無線抄」

タイトルからしてどこかで見たことあるシューティングゲーム・・・みたいなものだ。 序盤のちっこい敵から発狂するほどの物量。これを作った人は「るなてぃっくしゅーたー」とよばれるやばい人なのかもしれない。
難易度が1つ・ステージも1つなのだが、幸いにも残機8・ボム8設定ができてひたすらボムゲーしていたら、何とかクリアできた程度の能力。
自機は「無線」を拾ってパワーアップするのだが、初期のパワーが非常に低くパワーアップ条件もかなり厳しいものだった。
さすがに個人ではゲームバランスまでは手が付けられないか…?



無線研、ロ技研やtraPの強力なライバルがいる中今後はどのような活動をしていくのか? メインの無線活動の方も気になるところ・・・ そんなサークルでした。

次回: 東工大の新参サークルのしかけた罠。
つづく。

今年もやります。大学祭めぐり。

第1回は10月8日、東京工業大学に行ってきました。「テックちゃん」がいるところです。
テックちゃんって本当にかわいいですよね!

03: traP

2015年に誕生したゲーム制作専門のサークル。「Game^3」の常連。
traPができるまで東工大にはゲーム制作サークルがなかったため、今までずっと工大祭をスルーしてしまいました。

サークル属性 大規模チーム制作 / ゲーム制作専門サークル

新参のサークルなのだが、やってることはガチ。 ロ技研や無線研との兼部をしている部員も多い。
仕様ツールは、Java(LWJGL) やJavaScriptなど。

配布・販売 Web上で無料公開

traPの公式ページに作品が上がっている。ブラウザ上で動く対戦ゲーム「TypingWar」はネット対戦が可能。しかも面倒な設定がほとんど必要ない。これはうれしい。

いってみて

昨年の工大祭ではまだ展示慣れしてない面が目立っていたけど、今年は昨年感じていた改善点以上に改良されていて驚いた。部員だと一目でわかる「traPパーカー」まで用意されていた。

当日は14時から対戦可能な自作ゲームの大会が開かれた。1日目は「TypingWar」、2日目は工大祭用に仕様変更された「Polar Snow Fantasy」のトーナメントが行われた。両日とも1位~3位の人には景品まで用意されていた。自分も参加したが、どちらも予選落ちというふがいない成績で終わってしまった。

展示ブースは16台ほどパソコンが置いてあり、その中に2年分の作品を詰め込んだスタイル。各作品は部員が作成した起動ランチャーで起動できるようになっている。

注目 「Polar Snow Fantasy」

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写真は4人対戦モード(3人プレイ)のようす

雪を集めて、この力を使って弾を打つアクションシューティングゲーム。敵を倒しつつおちてるハーブをすべて回収したらステージクリアというもの。雪は弾を撃つたびに集めなおさなければならない。集めた雪はフィールド上からなくなって、再び積もるまでに時間がかかる。
2016年1月Ver.は公開されています。上のゲームタイトルのリンクをたどれば入手可能。
でも、工大祭Ver.は予想外のパワーアップを遂げていた! なんと、4人対戦モードが追加されていたのだ。

・4人対戦のルール
 制限時間が0になるまで各プレイヤーは動き回り、より多くのハーブを集める。その数が最も多いプレイヤーが勝ち。画面は4人対戦用に4分割されている。
敵やほかのプレイヤーにやられると、ハーブをたくさん落としてしまう。また、1人プレイではあった自動回復がない代わりに、所持ハーブを消費してHP回復することができる。ライバルを撃ってハーブを横取りするか、それとも逃げ回りながら堅実に回収していくか・・・? バトルフィールドも複数用意。

当日は大会が行われたこともあり、とても盛り上がった。やはり対戦ゲームは学祭の展示にはベストマッチだということが証明された。

・1人プレイ版をダウンロード
ニコニコ自作ゲームフェス2016にも出していた作品。
感じたのは難易度が高いこと。やたら自機狙いの敵が多い印象だった。その場から離れると倒した強敵も復活してしまう。
難易度変更ができるが、「簡単」でも相当強め。というか、難易度にかかわる要素が「HPの自動回復量」くらいしか見当たらない。
ゲームバランス以外はかなりのものだった。エフェクトが細部まで入っていたり、ドット絵らしさを魅せる無駄に高すぎない解像度、激しくはないが美しいBGM・・・ さすが「Game^3」で入賞していたことがある。
DL版も4人対戦Ver.へ更新してほしい・・・


traPさんはたった2年で驚くほど成長した。工学系大学の入試難易度はかなり上位である東工大だし、基本スペックが非常に高い。
これからの発展が気になる。

次回: 辺境の地「淵野辺」のトマト畑・・・?
つづく。

今年もやります。大学祭めぐり。

第1回は10月8日、東京工業大学に行ってきました。偏差値的には工業系トップクラス。
つい先日ノーベル賞受賞で妙に話題となったところです。

01: ロボット技術研究会

ここには、ロボット技術研究会(ロ技研)という、大規模で総合的な工学制作サークルがあります。
ロボット制作はもちろん、電子工作やプログラミングと幅広く活動を行っています。
過去4回にわたって開催された「Game^3」を主催したサークルでもあります。

今年のロ技研は、体育館の4分の1を貸し切ってドカンと大きくブースを開いていました。

サークル属性 個人制作 / 総合工学サークル

ロボットだけにとどまらず、工学的なことなら何でもしている。部員数が非常に多い超巨大サークル。でも、やってることは各自でバラバラ。 

配布・販売 ない場合が多い

すべて個人制作で、部として公開することは基本的にない。個人的にWebにアップロードしたり。稀にコミケに出す人もいる。

いってみて

PCゲーム作品だけでも10作品以上。それ以外のジャンルを含めると40以上の展示作品がありました。部員数が非常に多いのがロ技研の強み。
制作手段もバラバラで、個人が得意とするものを使っている感じだった。ウディタでRPGを作り、そのマップの形状の研究をしている人もいた。
ロボットや電子工作のブースも充実していて見ごたえがあった。
ロボコン出場のロボットやMT(マニュアルトランスミッション)車の模型、音と連動してLEDが光る装置、3重振り子などその活動の幅は非常に広い。
各作品にそれぞれの担当者が立っており、客が来たら説明するスタイル。1対1で話すことができる。
展示物が気に入ったら展示物ごとに置かれた紙にスタンプを押すことができ、それが人気投票のような役目も果たしていた。

注目 「MAT & ドLABンズ」

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スマホアプリの有名なあのパズルゲームを、学術的な行列演算に特化した言語「MATLAB」で再現したもの。
もともとリアルタイムゲームにはあまり向かない言語なのだが、それでも強引に作り出してしまった。
動作が少し重くドロップの画像がただの丸だが、じゅうぶんな再現度を出しているんじゃないか? 自分はこれの最難関ダンジョンをクリアしようと頑張ってたけど、毎回ボスでしくじり1回も勝てませんでした…
ちなみに、本家パズドラをやってない人は1コンボを作るのがやっとという人が多く、この辺レベルデザインを考えなきゃいけないんだな・・・ と思いました。
ちなみに、MATLABの「MAT」は、数学の行列(MATRIX)のことです。



ロ技研は各分野の専門技術にそれぞれ特化しているものが多かった。
いろんなものが見れるので来年以降の工大祭に訪れることをおススメしたい。

次回: 東工大に存在する隠れ枠 ミツゴロウが知らないサークルが存在していた…
つづく。

ミツゴロウです。

今年も、「大学祭ゲーム制作サークル巡礼」やります。
 
2011年から 自分が「ゲーム制作サークル」を見に行くためだけに大学の文化祭に足を運ぶということをやってきました。
今年で6年目です。
同じようなことをやっているのは全国でもほかにいません。オンリー1といえばいいのか、需要がないオバカな活動といえばいいのか・・・
 
今までは近場の東京周辺でのみ活動をしていました。しかし昨年はついに関東を脱し静岡まで行きました。
そして今年は、名古屋、京都、そして福岡まで・・・  3日間に及ぶ全国ツアーを考えています。 

主な予定 (丸数字は回数、()内はサークル名)
②東工大(TraP、ロ技研)
⑥東京工科(CreativeStaff)
①神大(GameCreatorsCircle)
③千葉大(CCS)
③芝浦工業大(デジクリ) 
⑥中央大(情報工学研) 
④早大(MIS.W、WCE)

// 全国ツアー
②理科大葛飾(ITC)
①名古屋工業大(コンピュータ倶楽部)
①九州大(Qpic)
①京都大(KMC)


⑧電通大(X680x0)
④東大(UTMC、ノンリニア)
※予定は変更となる場合があります。上記以外のサークルを見に行く場合もあります。 

そして今回、日本一のゲーム制作サークルを白黒はっきりつけようと思います。
題して「ベストオブサークル決めちゃおうぜ2016」
ゲーム制作サークルの活動は多種多様で正直比べようがないんだけど、自分的にどうしても決めたいのです。

 審査基準
・作品数 展示物がどれだけあるか ミニゲーム量産のサークルが有利かも
・作品のクオリティ 音やグラフィックなどがどれだけ凝っているか
・作品のユーザビリティ 快適に遊べる工夫がされているかどうか
・展示体制 展示ブースに活気があるかとか
・その他 ゲーム展示以外の活動など 

それと・・・ 大学サークルのキャラを集めた対戦ゲーム、またしても開発中。
すでに参戦が決まっているサークルさんにはその進展報告を、参戦してない方は新規参戦の提案をさせていただきます。

第1回は東京工業大からスタート! 「テックちゃん」、待っててね!

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