今年もやります。大学祭めぐり。
第17回は11月27日、東京大の駒場祭に行ってきました。
そして今日が、チルゴロウふぇすてぃばる2016の最後の記事となります。
一般的なゲーム制作サークルは、スキルや制作人数の都合上小さい作品が多いのだが、ここでは全クリまで何時間もかかるような大きな作品が多い。
制作期間はとても長い。中には4か月で完成させる企画もあるが、その多くは2年~3年とかかなり長期的に制作する。部員の中にはゲーム作品1本だけにサークル生活すべてを注ぐ人もいる。
大作主義なので、ゲーム作品の多くはシナリオの会話パートが用意されているものが多い。キャラボイス付きの企画まで存在する。CVはほとんどノンリニア部員の周辺で集めている。これほどガチなサークルは、ほかにはない。
同人ゲームの世界でも、ノンリニアさんは結構有名な方じゃないのか? とにかくすごい。
展示はいつも通りで、PCに全作品を取り込んだ形で行われる。起動ランチャーはなくアイコンをダブルクリックする形式。
時間制限があり終了時間が来ると強制終了となる。時間管理は部員専用のPCで行われ、自作の時間管理アプリケーションが用いられる。(20分~30分くらい交代?) 東大にはかなりたくさんの来場者が来るからね・・・
最近のノンリニアさんは、昔ほどすごい作品を作れていないらしい。2012~2015年夏の3年間にわたって開発された「ゆりかごのそら」は、ノンリニアの中でも特にすごい実力者が集まって制作された作品。しかしその当時のメンバーは引退してしまった。今は充電期間なのかもしれない。
当日ここのノンリニアさんのブースにいたとき、慶應のこんぷちゃん御一行様(COMPサークル)に遭遇した。自分と同じようにサークル視察を行っていたみたいだ。こんぷちゃんは結成したばかりのサークルだが、他サークルの良いところを取り入れようとする姿勢がすばらしい。将来大物サークルになるに違いない。
注目「ぴょん! 2」
ウサギのような生き物、ぴょん君の横スクロールアクション。
ノンリニア作品はいかにも「The・同人ゲー」って感じの作品が多く、それらの作品を買いに行くような10代後半~20代をターゲットにした作品が多い。しかし、これは作者の好みなのか、低めの年代に好かれそうなデザインをしている。というより、チルゴロウが最も好きなデザイン。メニュー画面の雰囲気とか好き。
前作にはなかったシナリオが実装された。冒頭にはそのことがネタにされたような会話も・・・
難易度は5段階で調節できる。難易度を変えるとプレイヤーの被ダメージ量が変化。最高難易度は一撃死だ。それだけではなく、敵の出現数と強さも変化する。難易度はステージごとに選択可能だ。
ぴょん2の作者、加トしゅんさんにも会うことができた。ぴょん2は4か月という短い期間で制作されたものだという。その前の初代ぴょん! も、同作者の「ぎみっくぷらいむ!」も半年で作られている。
しかも、それらの作品の大部分は作者自ら担当している。
そんな加トしゅんさんもノンリニアにいるのは今年が最後らしい。果たしてノンリニアさんは今後もこのような自分好みの絵柄の作品は作られるのだろうか…?
置いテクについて
ノンリニアさんからは「ぷらいむ! シリーズ」より、「ヒナタ」「ホロン」が参戦。みどり髪でハーフエルフのまほうつかいがホロンちゃん、拳で戦う赤髪の子がヒナタちゃん。(チルゴロウはよくヒナタ「くん」といってしまうのだが、女の子ですよ)
「ぷらいむ! シリーズ」は2011年誕生の「だんじょんぷらいむ!」から始まり、「べくたーぷらいむ!」「ほっぷ☆ぷらいむ!」「ぎみっくぷらいむ!」と制作されています。
ゲームの作成者や登場キャラクターなどは毎作異なりますが、ヒナタとホロンの2人が主人公なのは共通です。
現在、ぷらいむ!シリーズの後継者がいないらしい。はたしてシリーズの次の作品は・・・あるのか?
原作及びホシケス2で存在していたキャラボイスは、置いテクで無くなります・・・ 大学サークルのキャラクターのほとんどはCVが存在しないためです。CVが実装されていないキャラに実装する人材もないし、イメージと違うといわれるかもしれないし・・・ 中途半端に入っている入ってないが混在するのもなぁ・・・ めんどくさいからCVは無しで統一しました。
そしてすべての学祭が終わってしまった。
もちろん、これ以外にも大学のゲーム制作サークルはたくさんある。
少しでも気になったら、来年の大学祭に行ってみてほしい。
第17回は11月27日、東京大の駒場祭に行ってきました。
そして今日が、チルゴロウふぇすてぃばる2016の最後の記事となります。
29: ノンリニア
ノンリニアさんは首都圏最強クラスのゲーム制作サークル。東大で活動しているが、目標が高く大学サークルという枠を超えて大学関係なしの同人サークルとして活躍している。サークル属性 大規模制作 / シナリオ重視・大作主義
ノンリニアさんの制作物は規模の大きなものが多い。一般的なゲーム制作サークルは、スキルや制作人数の都合上小さい作品が多いのだが、ここでは全クリまで何時間もかかるような大きな作品が多い。
制作期間はとても長い。中には4か月で完成させる企画もあるが、その多くは2年~3年とかかなり長期的に制作する。部員の中にはゲーム作品1本だけにサークル生活すべてを注ぐ人もいる。
大作主義なので、ゲーム作品の多くはシナリオの会話パートが用意されているものが多い。キャラボイス付きの企画まで存在する。CVはほとんどノンリニア部員の周辺で集めている。これほどガチなサークルは、ほかにはない。
配布・販売 学祭とコミケで売ってる。
ガチサークルなのでCDはもちろん出す。1年生作品などは作品集として複数作品が収録されたものを出しているが、完成された大型企画はそのタイトル単体でパッケージ化される。企業が出すゲームパッケージのように、1タイトルで販売しているあたり本気度が高い。このような販売形態は他サークルではほとんどマネできない。同人ゲームの世界でも、ノンリニアさんは結構有名な方じゃないのか? とにかくすごい。
いってみて
今年は・・・スマブラサークルと相部屋だったそうだ。 教室のメインスクリーンにスマブラが映し出されていたから一瞬間違えたかと思った。やっぱり教室争い(ry展示はいつも通りで、PCに全作品を取り込んだ形で行われる。起動ランチャーはなくアイコンをダブルクリックする形式。
時間制限があり終了時間が来ると強制終了となる。時間管理は部員専用のPCで行われ、自作の時間管理アプリケーションが用いられる。(20分~30分くらい交代?) 東大にはかなりたくさんの来場者が来るからね・・・
最近のノンリニアさんは、昔ほどすごい作品を作れていないらしい。2012~2015年夏の3年間にわたって開発された「ゆりかごのそら」は、ノンリニアの中でも特にすごい実力者が集まって制作された作品。しかしその当時のメンバーは引退してしまった。今は充電期間なのかもしれない。
当日ここのノンリニアさんのブースにいたとき、慶應のこんぷちゃん御一行様(COMPサークル)に遭遇した。自分と同じようにサークル視察を行っていたみたいだ。こんぷちゃんは結成したばかりのサークルだが、他サークルの良いところを取り入れようとする姿勢がすばらしい。将来大物サークルになるに違いない。
注目「ぴょん! 2」
ウサギのような生き物、ぴょん君の横スクロールアクション。
ノンリニア作品はいかにも「The・同人ゲー」って感じの作品が多く、それらの作品を買いに行くような10代後半~20代をターゲットにした作品が多い。しかし、これは作者の好みなのか、低めの年代に好かれそうなデザインをしている。というより、チルゴロウが最も好きなデザイン。メニュー画面の雰囲気とか好き。
前作にはなかったシナリオが実装された。冒頭にはそのことがネタにされたような会話も・・・
難易度は5段階で調節できる。難易度を変えるとプレイヤーの被ダメージ量が変化。最高難易度は一撃死だ。それだけではなく、敵の出現数と強さも変化する。難易度はステージごとに選択可能だ。
ぴょん2の作者、加トしゅんさんにも会うことができた。ぴょん2は4か月という短い期間で制作されたものだという。その前の初代ぴょん! も、同作者の「ぎみっくぷらいむ!」も半年で作られている。
しかも、それらの作品の大部分は作者自ら担当している。
そんな加トしゅんさんもノンリニアにいるのは今年が最後らしい。果たしてノンリニアさんは今後もこのような自分好みの絵柄の作品は作られるのだろうか…?
置いテクについて
ノンリニアさんからは「ぷらいむ! シリーズ」より、「ヒナタ」「ホロン」が参戦。みどり髪でハーフエルフのまほうつかいがホロンちゃん、拳で戦う赤髪の子がヒナタちゃん。(チルゴロウはよくヒナタ「くん」といってしまうのだが、女の子ですよ)
「ぷらいむ! シリーズ」は2011年誕生の「だんじょんぷらいむ!」から始まり、「べくたーぷらいむ!」「ほっぷ☆ぷらいむ!」「ぎみっくぷらいむ!」と制作されています。
ゲームの作成者や登場キャラクターなどは毎作異なりますが、ヒナタとホロンの2人が主人公なのは共通です。
現在、ぷらいむ!シリーズの後継者がいないらしい。はたしてシリーズの次の作品は・・・あるのか?
原作及びホシケス2で存在していたキャラボイスは、置いテクで無くなります・・・ 大学サークルのキャラクターのほとんどはCVが存在しないためです。CVが実装されていないキャラに実装する人材もないし、イメージと違うといわれるかもしれないし・・・ 中途半端に入っている入ってないが混在するのもなぁ・・・ めんどくさいからCVは無しで統一しました。
そしてすべての学祭が終わってしまった。
もちろん、これ以外にも大学のゲーム制作サークルはたくさんある。
少しでも気になったら、来年の大学祭に行ってみてほしい。
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