チルゴロウです。
今年もいろいろありましたね。今日は大学サークルがどこが強いのかを、ハッキリとさせてしまいます。
思えば、こんなにもたくさんのサークルと関わってたんだな…… まだまだ、名前を知ってはいるけど関わったことないサークルが結構あるので、この表はこれからも埋めていきます。
これからも、ミツボシクリエイターズをよろしくお願いします。
今年もいろいろありましたね。今日は大学サークルがどこが強いのかを、ハッキリとさせてしまいます。
審査基準
上から順に、重要度が高い。- 作品の質
クオリティです。細かいところまでゲームの面白さが盛り込まれているか
多少、チルゴロウの好みが入ってしまうかもしれない - 作品量
数が多いほど活発という証拠 - 展示体制
展示ブースが工夫されているかです - 広報活動など
外部への発信が活動的かどうか
これらの要素を総合して、「最強クラス」「強豪」「中堅」「普通」で分けようと思います
関係ないモノ- 大学の偏差値
基本的に高い方が強豪サークルのことが多く、何らかの相関はありそうだけど、ここはみてない - ゲーム制作以外のもの
DTMやイラスト、ハードウェアなど、サークルによっては別の分野にも手を付けているので - 企画人数
個人作品でもすごいものとかあるし。
結果発表 2017/06/05更新
最強クラス
- 東大 - ノンリニア
日本一の難関大、東大にあるサークル。今年はやや不調だったらしいが、それでもなお強い。作品の平均的なクオリティは他サークルを大きく突き放す。
今年の冬コミでは、俗にいう「壁サークル」に配属されて同人ゲーム界全体でみても強い。
強豪サークル
- 早稲田 - 経営情報学会MIS.W
もうすぐで設立50年。歴史の長いサークル。
今月リリースされた音楽ゲーム「RHYTH-METRIA」の完成度は非常に高い。全体的に音楽班の技量が高い。あと1歩で最強クラスになれるサークルだ。
「みすちゃん」 - 東工大 - デジタル制作同好会traP
設立から2年で一気に成長した東工大のサークル。
ゲーム展示イベント「Game^3」の主催を、ロ技研から譲り受けた。今後も大きく成長すること間違いなし。
「ぽのこ」(「テックちゃん」) - 千葉大 - 電子計算機研究会CCS
普段は、ネタを仕込んだミニゲームで勝負するサークル。コミケの常連。
他のサークルが思いつかないような自由な発想が長所。でも、ゲームの面白さを確実にとらえている。
その優れた制作力から、将来個人や同人で活躍していく人が多い。
「なめくじ」 - 名工大 - コンピュータ倶楽部NITMic
名古屋のサークル。今年はアクシデントのため詳しくサークルを見ることはできなかったが、強豪に入るくらい強いと思われる。今年の活動がWebに反映されていないのが気になるが……
「プリル」 - 電通大 - X680x0同好会
ミニゲームの大量生産と、学祭への展示に力を入れているサークル。黄色いジャケットといったらロッパさんだ。今年は例年より作品数が少なく、やや不調気味だったか?
「エック☆ちゅ」 - 芝浦工業大 - デジクリ
地元に愛されるサークル。今年はコミケにも進出。
制作の実力はなかなか高い。 - 埼玉大 - 埼玉ゲームプロダクションSGP
数人規模のプロジェクト制。16年冬コミで初めて出会う。
「レイン(&スライム)」
中堅サークル
- 東工大 - ロボット技術研究会
ロボットサークルとして見れば非常に強いサークル。ゲームプログラミング班もあり、活動内容が広い。traPサークルとの兼部も多い。traPサークルができたため、数年後はどうなってしまうのだろうか? ロボット専門になるのかそれとも……
「ギミック」(「テックちゃん」) - 首都大 - ゲーム制作サークルAR会
昔は弱小だったけど、サークル内改革が行われ、徐々に力を持つようになったサークル。コミケにはいないが、Game^3の常連。これからの活躍が楽しみ。
- 慶應大 - デジタルコンテンツ制作サークルCoMP
今年大学公認になった新しいサークル。チルゴロウの活動のように、他サークルとの交流を積極的に行っている。将来的に有望なサークル。
「こんぷちゃん」 - 早稲田 - 早稲田コンピュータエンタテインメント
Siv3Dが生み出された場所。グラフィック班と音班の素材は申し分のないクオリティ。プログラム班は、「遊びやすさ」の面でもう少し頑張ってほしい。
「WCE ALL STARS」の、過去作品からキャラを集めるスタイルは好き。
「シューマッハ」(「Siv3Dくん」)
- 千葉工業大 - ソフトメディア研究会
プログラム・DTM・マルチ班(イラスト)で分かれているが、ゲーム制作は各班が協力して行われる。5分でプレイできるゲームがモットー。
2017年春の音ゲー企画がすごい。
「いもむし」 - 埼玉大 - 埼玉ゲームプロダクションSGP
数人規模のプロジェクト制で制作している。16年冬コミで初めて出会う。
「レイン(&スライム)」- 広島大 - GameSoftwareDevelopers’ Club
ここも数人規模のプロジェクト制。音楽班がオーケストラ系楽曲が得意。
「ジステオさん」 - 明治大 - エレクトロニクス研究部
小さいネタゲーで攻めるという点は、千葉大CCSと似ている。1つ1つの完成度が上がれば強豪入りも近い。ちなみに、サークルホームページにはチルゴロウ本人のすがたが……!?
「ルシファー」
- 京大 - マイコンクラブKMC
コミケの常連。京大のサークル。技術的なことはかなりすごそうなのだが、ゲームの方は特段すごいというわけではなさそうだ。大学祭に一度も行っていないので、まだ実態はつかめていない。
「アルク」 - 法政大 - 計算技術研究会K3
部員ごとに作るものが自由すぎるサークル。年に1本くらいはなかなか面白い作品を作ってくれる。
既存ゲーの再現ではあるが、有名な音ゲーを、プログラムとデバイスの両方を1から作った企画もある。
「AB」
- 東大 - 理論科学グループTSG
ゲーム制作というより、技術特化がやばいサークル。MNEMOの完成度はすばらしい。 - 慶應大 - Keio Computer Society
技術特化がやばいサークルその2。いちおう3Dアクションゲーム等をリリースしている。
ロボットサークルとして見れば非常に強いサークル。ゲームプログラミング班もあり、活動内容が広い。traPサークルとの兼部も多い。traPサークルができたため、数年後はどうなってしまうのだろうか? ロボット専門になるのかそれとも……
「ギミック」(「テックちゃん」)
昔は弱小だったけど、サークル内改革が行われ、徐々に力を持つようになったサークル。コミケにはいないが、Game^3の常連。これからの活躍が楽しみ。
今年大学公認になった新しいサークル。チルゴロウの活動のように、他サークルとの交流を積極的に行っている。将来的に有望なサークル。
「こんぷちゃん」
Siv3Dが生み出された場所。グラフィック班と音班の素材は申し分のないクオリティ。プログラム班は、「遊びやすさ」の面でもう少し頑張ってほしい。
「WCE ALL STARS」の、過去作品からキャラを集めるスタイルは好き。
「シューマッハ」(「Siv3Dくん」)
プログラム・DTM・マルチ班(イラスト)で分かれているが、ゲーム制作は各班が協力して行われる。5分でプレイできるゲームがモットー。
2017年春の音ゲー企画がすごい。
「いもむし」
「レイン(&スライム)」
ここも数人規模のプロジェクト制。音楽班がオーケストラ系楽曲が得意。
「ジステオさん」
小さいネタゲーで攻めるという点は、千葉大CCSと似ている。1つ1つの完成度が上がれば強豪入りも近い。ちなみに、サークルホームページにはチルゴロウ本人のすがたが……!?
「ルシファー」
コミケの常連。京大のサークル。技術的なことはかなりすごそうなのだが、ゲームの方は特段すごいというわけではなさそうだ。大学祭に一度も行っていないので、まだ実態はつかめていない。
「アルク」
部員ごとに作るものが自由すぎるサークル。年に1本くらいはなかなか面白い作品を作ってくれる。
既存ゲーの再現ではあるが、有名な音ゲーを、プログラムとデバイスの両方を1から作った企画もある。
「AB」
ゲーム制作というより、技術特化がやばいサークル。MNEMOの完成度はすばらしい。
技術特化がやばいサークルその2。いちおう3Dアクションゲーム等をリリースしている。
ふつうのサークル
- 東大 - マイコンクラブUTMC
まい子ちゃんというマスコットがかわいいサークルだが、今年は5月祭も駒場祭もブース無し。
昔はコンピュータサークルとしてそこそこすごかったらしいが、今はふつうレベル。
「まい子」「こん子」 - 理科大 - 情報技術クラブITC
例の白いおもちさんで有名なサークル。ネタゲー特化型サークルのように見えるが、おもち以外でネタゲーが作られているのを見かけていない。
「超生命体」 - 理科大 - 神楽坂一丁目通信局
今年は確認していないが、活動形態はITCさんと大体同じ。DTMがそこそこ強く、理科大から多数の同人作曲家を輩出している。
「超生命体」 - 電通大 - TeRes
毎年恒例のAI対戦企画が面白い。個人制作でゲームの配布等は基本ないのだが、それにしてはそこそこ強い方。
「ステージギミックなめくじ」 - 筑波大 - AmusementCreators
北関東にあり、Altseedの発祥地。そんな昔からあるわけでもなく、規模もあまり大きくないようだ。
「アリシア」 - 秋田大 - プログラミングサークルTNP
東北地方のサークル。コミケにはよく参加している。個人制作主義なので、ふつうクラス。
- 東京工科大 - CreativeStaff
チルゴロウの出身サークル。すごくチーム制作主義。それゆえ毎年の作品数は少ない。ここ数年で部員数が大幅減少してしまった。個々の制作作品はそれなりに大きめで、ほとんどの作品が外部公開されている。初代ホシケスもあるよ。
- 青山学院大 - ゲームファクトリー+
展示教室の雰囲気が良いサークル。作品内容はとがっていない。
- 中央大 - 情報工学研究部
学年ごとに活動が分かれているのが特徴。たまに変にすごい作品が作られたりする。
- 電機大 - ソフトウェア研究部TDU-SRC
ゲームプログラミングではそこまで業績を上げていない。この前の戦車操縦シミュレータがそれなりによかったくらい。
- 電機大 - 2部ソフトウェア研究部SOFKEN2
電機大の夜間学部が中心の、もう一つのソフ研。今年のゲーム作品は、こちらに軍配。
- 芝浦大 - 電子計算機研究会DEN3
どちらかといえばハードウェア寄り。
- 東京工芸大 - プログラミング研究会PRO研
自分が知る限りでは最も大学の偏差値が低い。一度だけ飛び出たクオリティの作品は見たことあるけど、それ以外ではスキル不足感が離れない。
- 横浜国立大 - SCITEX
ちょっと昔はそれなりに作品作るサークルではあったが、今では廃部寸前に……
思えば、こんなにもたくさんのサークルと関わってたんだな…… まだまだ、名前を知ってはいるけど関わったことないサークルが結構あるので、この表はこれからも埋めていきます。まい子ちゃんというマスコットがかわいいサークルだが、今年は5月祭も駒場祭もブース無し。
昔はコンピュータサークルとしてそこそこすごかったらしいが、今はふつうレベル。
「まい子」「こん子」
例の白いおもちさんで有名なサークル。ネタゲー特化型サークルのように見えるが、おもち以外でネタゲーが作られているのを見かけていない。
「超生命体」
今年は確認していないが、活動形態はITCさんと大体同じ。DTMがそこそこ強く、理科大から多数の同人作曲家を輩出している。
「超生命体」
毎年恒例のAI対戦企画が面白い。個人制作でゲームの配布等は基本ないのだが、それにしてはそこそこ強い方。
「ステージギミックなめくじ」
北関東にあり、Altseedの発祥地。そんな昔からあるわけでもなく、規模もあまり大きくないようだ。
「アリシア」
東北地方のサークル。コミケにはよく参加している。個人制作主義なので、ふつうクラス。
チルゴロウの出身サークル。すごくチーム制作主義。それゆえ毎年の作品数は少ない。ここ数年で部員数が大幅減少してしまった。個々の制作作品はそれなりに大きめで、ほとんどの作品が外部公開されている。初代ホシケスもあるよ。
展示教室の雰囲気が良いサークル。作品内容はとがっていない。
学年ごとに活動が分かれているのが特徴。たまに変にすごい作品が作られたりする。
ゲームプログラミングではそこまで業績を上げていない。この前の戦車操縦シミュレータがそれなりによかったくらい。
電機大の夜間学部が中心の、もう一つのソフ研。今年のゲーム作品は、こちらに軍配。
どちらかといえばハードウェア寄り。
自分が知る限りでは最も大学の偏差値が低い。一度だけ飛び出たクオリティの作品は見たことあるけど、それ以外ではスキル不足感が離れない。
ちょっと昔はそれなりに作品作るサークルではあったが、今では廃部寸前に……
これからも、ミツボシクリエイターズをよろしくお願いします。
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